突発性難聴

突発性難聴について

突発性難聴ある日突然、片耳だけが聞こえなくなる病気を突発性難聴と言います。明らかな原因がなく、その症状は重症なものから耳閉感のような軽度なものまでタイプがさまざまです。
主な原因としては、ウイルス感染や内耳の血流循環障害などが考えられています。突発性難聴は、原因不明の疾患として3人に1人は関知しますが、3分の1の人はある程度の改善、残りの3分の1は聴力改善が見られないといった難治性の疾患です。
症状改善には、早い段階での適切な治療に限りますので、突発性難聴が疑われる場合は一日も早く受診する必要があります。

突発性難聴の前兆と症状

  • 突然聞こえにくくなった
  • 詰まった感じがする
  • エコーがかかったように音が二重に聞える
  • 耳鳴りが続く
  • めまいや吐き気が起こる

以上の症状が見られた後に聞こえにくさを感じたら、速やかに受診してください。

突発性難聴の治療

患者さんのライフスタイルを考慮しながら、数日間の薬の服用で反応を見ます。治療は、ステロイドやビタミン剤、血流改善薬などの服用です。服用しても改善が見られない場合や難聴が重度の場合、めまいがある場合、糖尿病などステロイドの治療によって影響がある疾患の方などは入院をお勧めしています。点滴治療や入院が必要の場合は、提携病院を紹介しています。

生活上の注意

突発性難聴の原因は不明ですが、ストレスや過労、睡眠不足、不規則な生活が引き金となって発症すると言われています。従って、安静にしてストレスを減らすなどの注意が必要です。さらに、突発性難聴は、耳の神経がダメージを受けている状態であることから、大きな音を聞かないようにしたり、急激な気圧の変化などを避けるなどの工夫も必要です。

似たような病気

突発性難聴と急性低音障害型感音難聴、メニエール病は症状や原因が似ていて重なる部分が多いのが特徴です。突発性難聴は1度しかならないので、よく見極めながら診断、治療を行っています。

急性低音障害型感音難聴

突発性難聴と同様で、急に発症する病気です。内耳の障害が主な原因で、聞こえが悪くなる、耳閉感がある病気です。そのほか、内リンパ水腫とも考えられていますが、過度なストレスや過労、睡眠不足などがきっかけで発症すると考えられています。
とくに、若い女性に多く発症すると言われていて、症状は以下の通りです。

  • 耳が詰まった感じ
  • 音が変に歪んで聞こえる
  • 低い音で耳鳴りがする
  • 耳の中で水が入ったような感じがする
  • 自分の声が響く

メニエール病の症状と非常に似ていますが、急性低音障害型感音難聴ではメニエール病の特徴であるめまいは起こりません。

治療方法

急性低音障害型感音難聴の明確な原因が分かっていないため、患者さんの症状を診ながら治療を行っています。急性低音障害型感音難聴のほとんどが、早期の治療で聴力の回復が見られます。治療方法は、薬物療法によって数日から数週間で症状が改善することがほとんどです。しかし、繰り返し発症することが多いため注意が必要です。

メニエール病

主な症状は、めまいの発作です。片側の耳の難聴や耳鳴りを伴いながらめまいの発作を起こします。これらの症状を繰り返しながら、高度な難聴が残ってしまう厄介な疾患です。稀に、両耳にメニエール病を発症することもあります。
明確な原因がまだ分かりませんが、内耳の内リンパ腫水腫とも考えられていて、過度なストレスや過労、睡眠不足がきっかけとなるとされています。内リンパ液量が増加し過ぎて耳を圧迫し、発作を引き起こします。
メニエール病の症状は以下の通りです。

  • 回転性めまい
  • 耳閉感
  • 難聴
  • 耳鳴り

など

治療方法

治療方法は、内耳の内リンパ液解消のために利尿剤を、内耳循環改善には改善薬とビタミンB12を使用して服薬治療を行います。さらに、めまい症状に対してはめまい薬を、難聴に対してはステロイド薬を使用する場合があります。

生活上の注意事項

急性低音障害型感音難聴とメニエール病は、一度かかると何度も繰り返すことが多いため、発症のきっかけとなる過度なストレスや過労、睡眠不足を極力回避することが大切です。また、以下の内容に気を付けて日常を過ごすようにしましょう。

  • 規則正しい生活を維持する
  • 質の良い十分な睡眠を取る
  • ストレスを上手に解消する工夫をする

など予防方法として確立していくことをお勧めしています。

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