総合診療とは、特定の臓器や病気に限らず、患者さんの「全身」「生活」「背景」を広く見て診察する医療のことです。風邪や腹痛のようなよくある症状から、どの科にかかればいいかわからない体調不良まで、幅広い相談に対応します。
「なんとなくだるい」「いくつかの症状が同時にある」「高齢でいろいろな病気がある」といったケースでも、全体を見て、適切なアプローチを考えていきます。必要があるときは専門の医療機関に紹介させて頂いたり、生活習慣や心理的な面まで含めて治療の方針を考えます。 体だけでなく、心や生活環境まで含めて患者さんをトータルにサポートするのが総合診療の大きな特徴です。当院もそのような医療が実践できるよう、微力ながら心がけてまいりたいと思います。